引き続き『神様シリーズ』です。
『相談相手シリーズ』でもあります。
くまさんの、視点の変え方のバリエーションの多さに脱帽です。
今回の『相談相手』は、4つの『カ』です。
『神様』=『あらゆる角度からの視点で思考し精度を高める』
『体』=『頭で考えた事を、実行担当する体に相談する』
『金』=『分相応、金の無い分。知恵を出して推進する』
『過去』=『あなたにとって過去は最大の友であり教師でもある』
今までご紹介した内容をまとめた形とも言える、この4人の相談相手。
モノゴトを決めるとき、悩んだとき、様々な角度で考えるために、これだけの視点があると、安心かつ便利です。
『神様』の視点というのは、大げさな感じに聞こえますが、ここ数日ご紹介させていただいた内容を振り返ると、そもそも私たちは、『神』の一部分であり、私たちの望みを叶えるために動いていてくれる大切な相棒でもあるのです。
ともかく、望みの実現には、想像力を働かせることは不可欠です。
自分の望みというよりも、より多くの人やエリアに幸福をもたらすような望みに誠実に取り組むことが、実現しやすく、遠回りに見えて近道であるように感じます。
このことも念頭に置きながら、多くの視点で『相談相手』と検証したら良いと思うのです。
ちなみに現実の『人間』を相談相手に選ぶときは、慎重さが必要です。
それこそ、ここにある『相談相手』と検討してから、その『人物』を選んだほうが良いかもしれないほどです。
なぜなら、『人』はとても自分勝手なのです。
本当に親身になって、的確なアドバイスをしてくれる人は少ないと思った方が良いのです。
過去に、様々な方に『相談』を持ちかけた経験がありますが、実際のところ、『相談』の真意や背景を理解してもらうことさえ困難でした。
結局は上辺だけの理解で、その場での意見を言うだけなのです。
それは、相手が悪いわけではなく、相談を持ちかけた側にも問題があります。
こうしたことを肝に銘じておく必要があるのです。
そして、『人』に相談すると、どうしても『依存』や『迷い』の元になりがち。
さらにもう一つ、『人の口』には、『戸』は立てられません。
そのことも覚悟が必要です。
相談するということは、自分の弱い部分をさらけ出すわけです。
それを相手に知られるわけで、今後の人間関係に影響が出る可能性を理解しておく必要もあるのです。
その点、くまさん推奨の『相談相手』には、これらの心配は一切不要。
この作品を通して、自分との対話の重要性と視点の工夫を教えてくださっているのです。
『悩み』があるということは、じっくりと、自分と向き合う時期であるからかもしれません。
そのことが『神様』からのプレゼントかもしれないですね。