くまさんの作品群の中でも、登場回数がダントツに多い『3つ言葉』
何度もご紹介している、『口の言葉』『手の言葉』『足の言葉』です。
ところが、最近進化をとげ、3つに加えて、2項目追加されたようなのです。
2つ増えて、以下のようになりました。
『目の言葉』=『目は口ほどにものをいう』
『口の言葉』=『口先だけ』
『手の言葉』=『書類だけ』
『足の言葉』=『実行・行動が伴う』
『足跡の言葉』=『責任が伴う』
合計5つとなった『言葉』の種類ですが、『目の言葉』『足跡の言葉』というものが追加されています。
さて、追加分の2つは、どんな意味なのでしょう?
またまた、私流の解釈です。
くまさんの真意と違っていたらごめんなさい。
『目の言葉』は、読み取ることが難しい場合もありますが、時には『口の言葉』よりも雄弁であり、真実を『目』が語っていることもあります。
『電話』での会話を想像してみてください。
会話のパーツは、『音声』だけです。
表情や姿勢といった『視覚』から得られる情報が遮断された状態。
この状態だと、伝達されるものは著しく低下し、半分以下にカットされているという方がいるほど、情報量は減少しているのです。
その情報源の中でも、『目』からの情報は特徴的で、嘘がつけません。
『目が泳ぐ』『目をそらす』といった表現があるように、人は嘘をつくときには、直面することができずに反射的に視線をそらしてしまいます。
整形手術で、どれほどいじったとしても、顔のパーツで唯一いじれない場所が、眼球。
こうしたことから、『目』が語る『言葉』は、文字通り『口ほどにものをいう』ということになるのです。
そして、次の『足跡の言葉』です。
これは、『足の言葉』の延長線上にあると考えられます。
ポイントは、『足跡』は、実際に動かない限り残ることはありえないということ。
『足の言葉』は、現在進行形。
『足跡の言葉』は、過去形。
『足の言葉』の集大成が『足跡』となって残っています。
前者を生放送にたとえるならば、後者は、収録されたビデオのようなもの。
後から見返せるので、いい加減なことはできません。
ゆえに、そこには『責任』が伴うのです。
その人の人間性は、これら5つの言葉によって、浮き彫りになります。
総合的に判定して、発言内容が優良であるかどうか?
それが、その方の人としての価値といえるのではないかと、私は思うのです。